組織の問題...だから?
2期生 溝手です。
先日、とある本を読んでいた時に、
○○できないと原因して
「○○できない組織に問題があるから」という回答が多くあげられているのを目にしました。
(※何の本だったかは失念してしまいました。)
この意見、残念だなぁと思いました。
合わせて、この問題解決しにくいだろうなぁと思いました。
全くの個人的な意見ですが、私は、この意見キラいです。
(※善し悪しではないです。)
なぜなら、誰か/何かのせいにした瞬間、その問題が解決できなくなるから。
「組織」に問題があるのであれば、それを解決するのは誰でしょうか?
組織の責任者?
もう少し具体的に、そのヒトのお名前は?
でも、本当にそのヒトでしょうか?
仮に責任者が具体的に見つかったとして、
その責任者も雰囲気を「変えたい」と願い、ただ「変えられない」のだとしたら?
もうあきらめるしかないでしょうか?
以前私は、とある問題が発生したとき
「組織」に問題があると考えたことがあります。
「こうなったのは組織のせいだ!」と大変むしゃくしゃした覚えがあります。(^^;)
でも「組織」の該当する部門の方(かた)と話したところ、
組織は組織として考えることは考えていることがわかり、
なんだかちょっと肩透かし。
正直、むしゃくしゃの持っていき場に困ったことがあります。(@@;)
原因は「組織」ではない。
...でも実際に問題が生じている。
いったい、この問題の犯人は誰? 何? わからなくなりました。
しばらくモヤモヤし続けたある日、私は気づきます。
「組織」で生じている問題に関して、
ひとつのところにわかりやすい問題の根源などないのだと。
だから、そんな根源を探したところで意味はないのだと。
(最初から「ない」んですから。)
今、何かしらの問題が組織で生じているのは、
「組織」を構成する一人ひとりにその問題を生じさせる原因があるからだと。
一人ひとりのちょっとした行動が連鎖した結果、
組織としての問題になっているんだと考えるようになりました。
その組織に属するのであれば、自分自身もその問題のある組織の一人。
すなわち、問題の一端を担っていることになります。
本当にその問題を解決したいなら、
結局、自分が何かしら変えないといけない。そう思うようになりました。
「組織」の問題じゃなくて、自分の問題。
解決するのは「誰か」「何か」じゃなくて、他ならぬ自分。
「...とはいったって。」
「...でも。」
いろいろな反論は自分の中でわき起こります。
そして、
自分だけの問題でもないので、自分が変えたからって問題が解決する保証もない。
でも、本当に解決したいなら
可能性「ゼロ」よりは「低いがある」の方がいいなと思いました。
一見、解決不可能に見えることも、
どう考えて、どう行動するか?
それで結果は変わる...かもしれない。
それでいいと思いました。
何もしないでいるよりは、まだマシと思いました。
そう思って動いてみると...ですね、
実際は、いろいろ自分の想定外のことが起こります。
思わぬ応援をいただいたり、
思わぬ支援を申し出ていただいたり、
それならば自分もと言っていただいたり、
「世の中、捨てたもんじゃないな。」...と思った覚えがあります。(笑)
そうやって、
解決の見込みがなかった問題が動きだし、
未来が変わっていくのだと思います。
ただ、タフ...ではあるので、行動しない選択肢もむしろあると思います。
善し悪しではなく、私は自分の好き嫌いで行動しただけなので。
そんな私の基礎となっているのが「成れる会」での学びです。
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