6期を終えて(1)

成れる会大阪6期の西野です。

24講が終わって1か月余り経ちましたが、改めて振り返ってみると、私にとってはとても長い半年だったと感じています。毎週日曜日の朝通うこと自体は苦でもなく、朝も強い方と自負しているので平気でした。ただ、中身の濃い半年でした。

最も強く感じた事は「知っているつもりが如何に多かったか」という事です。医療業界に居たので、マーケティングへの関心は薄く、言葉は少し知っているという程度でしかありませんでしたが、別に困ることはなかったと思います。ただ自分の役割が変わっていくにつれて、このままではちょっとマズいんじゃないかと感じ始めていました。それで異業種交流会に積極的に参加していましたが、業種によって見方が違うことは知ったものの、大きな成果はありませんでした。ですから、成れる会との出会いは本当に幸運だったと思います。

私がいたのは利用業界の中でも「知識の半減期は半年あるかどうか」と言われるような動きの速い分野の一つでしたから、毎日の自己学習やスキルアップは必須です。しかし殆どはインプット。いざという時に知っていれば対処対応が可能、知らなければ立ち尽くすしかない、邪魔だから退けと言われます。40年以上そんな世界でしたから、成れる会の学び方は新鮮、というより戸惑いの連続でした。やっと慣れてきた頃に修了、「修了してしまった」という感じです。

頭で分かっていても実感が出来ていなかったのは「自分がしたことしか身につかない」という事実。考えた道筋、結果としての成功や失敗とその判断基準、そこからの学びや気付き、次への工夫、他への応用や転用、他の例と比較しながらパターン化、足りなかった事、余計だった事、出来た事、出来なかった事、した事、しなかった事、そしてその記録・・・。キチンと整理して自分の財産にしているか?そう問いかけてみると、まだまだ学びが足りない気がします。

今改めて修了書を眺めながら、自分はいったい何が修了できたのか考えています。ようやくスタートラインに立てたということ?そんな感覚しかありません。6期の学びをどう生かすか、どう次につなげるか、どのように7期の皆さんを迎えるか、考えるほど課題が増えて来ます。

以前に比べたら自分も少しはマシになったから分かった事、そう言い聞かせながら、ステージアップを目指します。

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